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みんな「頑張る」って言いすぎじゃない?『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の感想

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読了。労働史と読書史を踏まえたうえで、「本が読めなくなるのは『個人の能力と達成を神聖視する新自由主義的思想』と『頑張っている人ほど称賛される風潮』が原因なんや! みんなで余暇ありきの(半身的な)働き...
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不条理と向き合おう。『壁とともに生きる: わたしと「安部公房」』の感想

『壁とともに生きる: わたしと「安部公房」』を読了。 『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリさんが安部公房を推す本。 安部公房はずっと気にはなっていたものの 「メタルギアの段ボールを被るシステムは『箱男』のオマージュだ!」 みたいなエアプば...
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学歴差別は存在する。『なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?: 人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる』の感想

『なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?: 人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる』を読了。 就活生が見落としがちな企業の採用事情を集めた本。海老原氏の「クランボルツに学ぶ 夢のあきらめ方」の切り口が好みだった...
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人生は割の良いクジ。「一生懸命」という掛け金を払え。『クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方』の感想

『クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方』を読了。 キャリア論の古典であるクランボルツ先生の「計画的偶発性理論」を経営コンサルや編集長をやっている人がおもしろ分かりやすく説明している本。 計画的偶発性理論は「キャリアの成功の8割は運によって決まる...
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英国版君たちはどう生きるか。『わたしを離さないで』の感想

カズオ・イシグロの代表作。臓器提供のために生まれてきたクローンたちの話。 書評家三宅香帆さんの『年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊』で知ったのとほぼ同じタイミングで人に勧...
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江戸も令和もねこはねこ。『ねこと国芳』の感想

『ねこと国芳』を読了。歌川国芳が描いた「ねこの絵」が沢山入っている本。美術館で見かけてジャケ買い。ねこはなぜ可愛いのか、という問いの答えの一つとして「ベビースキーマ」という説明がありますが、「人間の赤ちゃんの特徴を赤ちゃん以上に備えているか...
自己紹介

地に足をつけて生きたい23歳ニートの自己紹介

こんにちは。 地に足をつけて生きたい男、23歳です。初投稿なのでざっくり自己紹介をしておくと、 2020年、高等専門学校工学部卒業。 2022年、530万の学生ローンを借りて1年間カナダへ留学 現在無職、2024年春に法政大学通信教育学部入...