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ねこにチュッチュされたい人生だった。『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』の感想

『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』を読了。伊藤家の猫ちゃんたちの日常を描いたギャグエッセイ漫画。登場猫は「呪い顔」で背中にドクロの模様がある「よん」と、ただただ甘えん坊の「むー」。伊藤潤二先生の、ハムスター派だったはずなのに秒で猫に懐柔されて...
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トイレで読むのにピッタリ『銀魂公式ファンブック 広侍苑』の感想

『銀魂公式ファンブック 広侍苑』を読了。 約15年に渡って連載された銀魂のありとあらゆる登場キャラ、用語、キラーフレーズをまとめたファンブック。広辞苑ならぬ広侍苑。 銀魂はアニメで追っていた勢なので、文字で読んだときの情報量の多さ(しかも4...
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マダラー星人はメジェドみがあって可愛い。『バーサス 3』の感想

『バーサス 3』を読了。 『ワンパンマン』『モブサイコ100』のONE先生が原作を手掛ける、人類VS天敵を描いた漫画。 まだ3巻しか出てないのに、毎話最終決戦みたいな盛り上がりで最高です。 この作品は人間側も天敵側も、とにかく大量のキャラが...
学習記録

時給770万円の男に学べ。『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション未経験Webライターのバイブル』の感想

未経験だけど、副業でWebライターやってみたいなぁ... ということで、『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション未経験Webライターのバイブル』を読んでみました。世界最強のWebマーケッタ...
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全国図書館めぐりしたい。『税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本』の感想

『税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本』を読了。 7巻までに登場したキャラクター紹介やクソ利用者図鑑をはじめ、作者2人の対談や全国の図書館ガイドやなど、ファン垂涎の内容満載の本。 「キャラクター名は実在の作家さんの...
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美しい伏線回収にあっぱれ。『税金で買った本 11』の感想

『税金で買った本 11』を読了。 冒頭から、石平少年が「図書館向上委員会」の話題に入れなくて泣いちゃう姿と彼をなだめる早瀬丸さんにキュン死。 ようやく見つけた、自分をありのまま受け入れてくれる居場所だからこそ、輪に入れなくて悲しかったんだよ...
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ドラマ版も気になる。『白夜行』の感想

『白夜行』を読了。 東野圭吾版『火車』。 827ページもある長編ミステリですが、中だるみが一切なく一気に読み切ってしまいました。 作中では人生の浮き沈みを昼と夜に例えて、白夜を生きる2人の主人公を描いてましたが、「主人公の一人称視点がない」...
学習記録

鼠瞰(ちゅうかん)すると人間はこうみえる。『16歳からのはじめてのゲーム理論――"世の中の意思決定"を解き明かす6.5個の物語』の感想

『16歳からのはじめてのゲーム理論――"世の中の意思決定"を解き明かす6.5個の物語』を読了。 数式や専門用語を用いずにゲーム理論の「あらすじ」部分を説明している本。 囚人のジレンマやナッシュ均衡は聞いたことあるな―くらいで、概要は全く知ら...
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「見せかけだけの忙しさ」は人生を破壊する。『WHITE SPACE ホワイトスペース: 仕事も人生もうまくいく空白時間術』の感想

『WHITE SPACE ホワイトスペース: 仕事も人生もうまくいく空白時間術』を読了。 Spotifyやナショジオなど名だたる企業をクライアントに持つコンサルティング会社のCEOが、「忙しいことは全然良いことじゃないよ! 人生にも仕事にも...
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メキシコ産幻影旅団『テスカトリポカ』の感想

『テスカトリポカ』を読了。 第34回山本周五郎賞、第165回直木賞受賞作。 ひたすら暴力と狂気と胸糞シーンの連続なので、最初は「これ苦手なタイプかも」と思ったんですが、「現代の『善と悪』という倫理観の外にいる犯罪者が、『聖と俗』で世界を切り...