地に足をつけて生きたい男

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なんとも素敵なタイトルでしょう。『葉桜の季節に君を想うということ』の感想

『葉桜の季節に君を想うということ』を読了。自称「何でもやってやろう屋」の元探偵が怪しいビジネスを暴く話。ミステリ小説マニアことヨビノリたくみさんが激推し! ということで読んでみました。孤独な高齢者の心の隙につけ込む悪徳商法やヤクザへの潜入捜...
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この「懐かしさ」はどこから来てるのだろう。『九龍ジェネリックロマンス 1〜9』の感想

『九龍ジェネリックロマンス 1〜9』を読了。舞台は九龍。自分は過去を持っていないことに気付いた主人公が「私は誰なのか」を探っていく話。序盤「このどこか懐かしい感じのタッチ好きだわー」と久々のロマンス漫画を楽しんで読んでいたら、唐突にミステリ...
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パンクス爺さんに惚れた。『宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~』の感想

『宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~』を読了。ベンチャーキャピタリストと元JAXAのエンジニアが「宇宙ビジネスの展望」について語っている本。本書で取り上げられている話題は多岐に渡っていて、アルテミス計画などの現在世界で動いてい...
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小説は「書けるから」書いたらしい。『大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル』の感想

『大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル 』を読了。『すべてがFになる』の森博嗣先生が、国立大学での勤務経験を元にインタビューに答えていく本。タイトルと内容紹介文からは「異色の経歴を持つ作家が独自の"大学論"を語る!」み...
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境界すら見えてこない未熟さに気付かされた。『物語ること、生きること』の感想

『物語ること、生きること』を読了。「守り人」シリーズの上橋菜穂子先生が自身の人生を振り返るエッセイ本。物腰柔らかな文体から伝わってくる先生の"意志の強さ"が印象的でした。「体が弱い」「甘やかされて育った」といった自身のコンプレックスと向き合...
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画面越しに名指しで言われているような気分。『何者』の感想

『何者』を読了。"軸"が異なる大学生たちが就活を進めていく話。「確固たるものさしがないから、自分が集団の中でどれくらいの位置にいるのかが分からなくて怖い」「X(出版当時はツイッター)上の就活生のつぶやきが気になる」みたいな"就活あるある"だ...
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難しいけど通読することに意味がある(らしい)『暇と退屈の倫理学』の感想

『暇と退屈の倫理学』を読了。東大の先生が"暇と退屈"について哲学的に分析していく本。友人の勧めで読んでみました。・"暇"は客観的に「時間がある」状態・"退屈"は主観的な感覚という前提から、「遊動生活から定住生活への変化」を絡めて人類史の視点...
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確かにお笑いもバトルだよな『呪術廻戦 27』の感想

『呪術廻戦 27』を読了。「宿儺VS五条悟」という現代ジャンプ漫画屈指のベストバウトの余韻に浸る隙を与えず、予想外の方向に加速し続ける感じが流石過ぎますね。この作品がどんなエンディングに落ち着くのかがひたすら楽しみです。
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ロマンだけでは宇宙には行けぬ。『2025年、人類が再びつきに降り立つ日』の感想

『2025年、人類が再びつきに降り立つ日』を読了。元JAXAの職員が宇宙開発の歴史と実情を解説した本。Space Job Fairに先立って予習も兼ねて読んでみました。アポロ計画以来の人類による月探査プロジェクト「アルテミス計画」の話から日...
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え、彗星落ちて地球滅亡?『ムーミン谷の彗星』の感想

『ムーミン谷の彗星』を読了。ムーミン童話全集の1巻目。絵柄から想像できる、のんびりとした世界観とかけ離れた「彗星が落ちてきて地球が滅びるかもしれない」というハードな設定にビビりました。「世界滅亡するんだからもっと他にやることあるだろ」とやき...