トイレで読むのにピッタリ『銀魂公式ファンブック 広侍苑』の感想

感想

銀魂公式ファンブック 広侍苑』を読了。

約15年に渡って連載された銀魂のありとあらゆる登場キャラ、用語、キラーフレーズをまとめたファンブック。広辞苑ならぬ広侍苑。

銀魂はアニメで追っていた勢なので、文字で読んだときの情報量の多さ(しかも432ページもある)に圧倒されつつも、ノスタルジックに浸りながらトイレでちびちび読み進めました。

本書を読んで銀魂の魅力を再確認させられまして、

  • 「笑い・アクション・人間ドラマ」の絶妙なバランスとクオリティ
  • 秀逸なキャラクタービジュアル
  • 時代感を取り入れたメタ発言

など、いままでにはなかったジャンルで勝負してたんだなーと気付かされました。

モザイク・全裸は当たり前に出てくるし、コンプラ違反のどぎつい下ネタだらけなのに、もはや(私の世代では)ナルトやジョジョよりも認知度あるのでは?と思えるのって凄まじいよな….

巻末の空知先生と歴代担当の座談会もなかなか読み応えがありまして、実際に送られた空知先生の謝罪メールや歴代担当のライングループ画面を晒して「サイコゴリラ」呼ばわりしたりと、「作者も作者なら担当も担当」って感じで面白かったです。

ちなみに、個人的にお気に入りのワードはこれ。

天海【てんかい】
11月29日生まれ。身長188センチ、体重101キロ。徳川家康に立小便式修行を進言した僧。江戸幕府の影の支配者で、明智光秀のインストラクターとされる。

銀魂公式ファンブック 広侍苑



「制作裏の透明度が高すぎて、ファンサービスで大人の事情をちょい見せどころか汚物まで見せられてる気分」になれるのはこの本くらいなんじゃないかな(褒めてる)。

銀魂好きな人はぜひ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました