2024-08

感想

なんとも素敵なタイトルでしょう。『葉桜の季節に君を想うということ』の感想

『葉桜の季節に君を想うということ』を読了。 自称「何でもやってやろう屋」の元探偵が怪しいビジネスを暴く話。 ミステリ小説マニアことヨビノリたくみさんが激推し! ということで読んでみました。 孤独な高齢者の心の隙につけ込む悪徳商法やヤクザへの...
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この「懐かしさ」はどこから来てるのだろう。『九龍ジェネリックロマンス 1〜9』の感想

『九龍ジェネリックロマンス 1〜9』を読了。 舞台は九龍。自分は過去を持っていないことに気付いた主人公が「私は誰なのか」を探っていく話。 序盤「このどこか懐かしい感じのタッチ好きだわー」と久々のロマンス漫画を楽しんで読んでいたら、唐突にミス...
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パンクス爺さんに惚れた。『宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~』の感想

『宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~』を読了。ベンチャーキャピタリストと元JAXAのエンジニアが「宇宙ビジネスの展望」について語っている本。 本書で取り上げられている話題は多岐に渡っていて、アルテミス計画などの現在世界で動いて...
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小説は「書けるから」書いたらしい。『大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル』の感想

『大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル 』を読了。 『すべてがFになる』の森博嗣先生が、国立大学での勤務経験を元にインタビューに答えていく本。 タイトルと内容紹介文からは「異色の経歴を持つ作家が独自の"大学論"を語る!...
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境界すら見えてこない未熟さに気付かされた。『物語ること、生きること』の感想

『物語ること、生きること』を読了。「守り人」シリーズの上橋菜穂子先生が自身の人生を振り返るエッセイ本。 物腰柔らかな文体から伝わってくる先生の"意志の強さ"が印象的でした。「体が弱い」「甘やかされて育った」といった自身のコンプレックスと向き...