『2025年、人類が再びつきに降り立つ日』を読了。
元JAXAの職員が宇宙開発の歴史と実情を解説した本。
Space Job Fairに先立って予習も兼ねて読んでみました。
アポロ計画以来の人類による月探査プロジェクト「アルテミス計画」の話から日本がアメリカに協力する政治的な意味合いなど、一冊で宇宙業界のリアルを広く浅く説明しくれていて勉強になりました。
宇宙開発というと技術面や産業としての成長性ばかり目がいって、国の政策(税金の使われ方)や国際政治の視点が抜けがちだと思うので、こういう現実を突きつけてくれる本はありがたいですね。
2022年に出版されているので少し情報は古いものの、宇宙産業の大枠を捉えるには十分有用なのではないでしょうか。
コメント