未経験だけど、副業でWebライターやってみたいなぁ…
ということで、『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション未経験Webライターのバイブル』を読んでみました。
世界最強のWebマーケッターで時給5万ドル(執筆時点で約770万円。恐ろしい!)のボーン・片桐から「マーケティング視点のWebライティング」 を教わる本。
ネットでWebライターの人たちがよく紹介してるやつです。
まぁマーケティングに関する情報は、そこら辺のビジネス書に比べて特別秀でているわけではないですが、
- 検索上位に入る記事の書き方 (SEO対策)
- 正しい取材の行い方
- 人間の脳に優しい文章術
など、Webライティングの基礎は過不足なくまとまっている印象だったので、私のような初心者には大変参考になりました。
以下、個人的に勉強になったことのメモ。
SEOとはなんぞや?
SEOとはSearch Engine Optimizationの略語で、検索エンジン最適化を指す。
うまくSEOを実行すれば、Googleなどの検索結果で上位に表示されるようになり、より多くの人の目に触れる機会が増やすことが出来る。
Googleの評価基準
Googleの公式ガイドラインによれば、検索結果で上位に表示されているサイトは「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツ」らしい。
これは「ユーザーの頭の中にある疑問をすべて、早く解決してくれるコンテンツ」とも言いかえられそう。
SEOを実行するときのポイント
SEOを実行する際のポイントは以下の4つ。
- 専門性: 一つのジャンルに特化していて、「このサイトにいけば〇〇についての情報が得られるぞ!」というのが分かりやすいこと。
- 網羅性: ページの行き来がいらないように、なるべく一箇所に情報がまとめられていること。
- 信頼性: 偏りがなく、正確で新鮮な情報であること。
- 権威性: “専門性”と”信頼性”を足したような概念で、「この人が書いてるなら間違いなかろう!」とユーザーに思ってもらえること。
外部SEOも大事
SEOは、サイト内を調整する「内部SEO」と、いろんな場所でリンクを貼ってもらうために外部に働きかける「外部SEO」に分けられる。
たくさんの場所でリンクが貼られていれば「このサイトは信用されている」と検索エンジンに評価してもらえるため、内部も外部もバランスよく取り組むのが吉。
外部SEOのポイント
- 質の高いサイトやSNSで紹介される
- 関連性の高いジャンルを扱うサイトで紹介される
この「地に足をつけて生きたい男」の場合は、有名な書評家さんや私が紹介した本の著者さんなど - 「共感できる」「分かりやすい」内容は拡散されやすい
人間の脳に優しい文章術
認知心理学の権威スティーブン・ピンカー先生が「良い文章は読み手に「自分は天才かも!」と思わせ、悪い文章は読み手に「自分はバカだ!」と思わせる。」と言っていたように、とにかく読み手の脳に負荷をかけないのが大事。
- 感情表現を入れて、共感を誘う
- 漢字を「ひらく(ひらがなで書く)」ことで文章が読みやすくなる場合もある
- みんな文章を読み飛しするので、途中から読んでも主語が分かりやすいように指示代名詞(この、あれ、その等)を減らす
雑感
- USP(Unique Selling Point)が大事だ!っていう割には、SWOT分析などのツールを紹介してくれていないのが少し残念。
- ネットでよく見かける「肩書がうるさい人たち」は権威性を気にしてるのかも。
- 「話題の「グーグルの検索が死んでるぞ!」報告を読んでみた話」にもあったとおり、SEO対策はChat GTPとか使えば簡単にできちゃうから、これからの時代は書き手自身のファン獲得が大事そう。
- このサイトはほぼメモ代わりだし、SEOはそんなに気にせずにやろう
- Google Analyticsの詳しい使い方はもう少し調べてみたいかも
- 最強のセキュリティ対策は、ノートPCを”物理的に重くする(40kg)ことである。
あとは実践あるのみだ…
コメント