『九龍ジェネリックロマンス 1〜9』を読了。
舞台は九龍。自分は過去を持っていないことに気付いた主人公が「私は誰なのか」を探っていく話。
序盤「このどこか懐かしい感じのタッチ好きだわー」と久々のロマンス漫画を楽しんで読んでいたら、唐突にミステリとSF要素がぶち込まれて思わず声が出るくらい驚きました。
色んなジャンルが混じった作品ではあるものの、プロット、キャラクターの心情、視覚的な表現力、どれも絶妙な塩梅でまとまっているので、誰が読んでも楽しめると思います。
ゲーム化とも相性いいと思うし、ゲームの中で九龍の街を探索できたら最高だなぁ。
夏の一気読みにおすすめ。
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